幼馴染とゆくイタリア旅行!学割はいい!

卒業旅行で思い出いっぱい!

楽しい卒業旅行、思い出の卒業旅行、別れの卒業旅行、色々な卒業旅行がそこにある。

5年前に幼なじみと、大学の卒業旅行としてイタリアの主要都市を周る学生専用ツアーへ参加しました。JTBの「ガクタビ」という学生用大幅割引のツアープランを利用しました。交通手段は飛行機で、乗り換え1回をフィンランド経由で行き帰りしました。大学4回生の冬、2月半ばのツアーで、行き先の都市は決まっていますが、フリータイムの多いツアーでしたので、私たちはイタリアの美味しい食べ物やお洒落な場所を訪ねる目的で参加しました。

観光は主要なミラノ・ベネチア・ローマ・フィレンツェ・そしてバチカン市国の宮殿を周るツアーでした。ミラノでは昼食も付いており、美味しいパスタに舌鼓できました。他の都市ではご飯はフリーでしたので、美味しいピザやパスタ、コーヒーを頂きました。どこのレストランに行っても地元のお客さんが多いところを選べばはずれることはなく、食事を楽しむことが出来ました。バチカン市国への入国は「一歩出ればイタリアに戻る」という面白い経験ができました。

ベネチアで遊覧船がツアーに含まれていたのが非常に良かったです。美しい水の都を水路から見る事ができたのには、感動しました。ピサの斜塔では周りの観光客が皆お馴染みの写真を撮り、ローマではスペイン広場や真実の口ではローマの休日ごっこしたり、何よりローマに訪れたタイミングがバレンタインデーでしたので、花束を持った男性をたくさん見かけたことは日本で暮らす我々には新鮮でした。

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テレビでしか見たことのなかった場所に行けたことが非常に楽しかったですが、特に面白かった事件もひとつ起こりました。この一緒に旅行をした幼馴染みが、英語が全くできないため、定員とのやり取り等は私が通訳していたのですが、いつも明るい性格の幼馴染みはヨーロピアンからモテるようで、美術館を訪れた後のフリータイムに、陽気なイタリア人が自撮り写真を2人で撮っている私たちに急に近づいてきて、なんと割り込みからの3ショット写真をパシャリ。

英語もわからないからニコニコしている幼馴染みに対して「今日の夜パーティーがあるんだけど、君是非おいでよ!」と言ってきました。しかし何を言っているのかさっぱりわからない幼馴染みは私の顔を見ながら「え?何?なんて?なんで笑っているの?!」と困惑していました。今でもとてもいい思い出で、私も面白かったので旅行後しばらくはその3ショットの写真をSNSのプロフィール画像に設定していました。結局パーティーには行っていませんが。

旅行中フリータイムが多かったため、現地を知り尽くしているツアーガイドさんと一緒に移動しない場面も度々ありました。2日目の夜が、観光地からは少し離れたホテルでの滞在でした。夜ご飯はフリータイムで、各々自分の友達と一緒に晩ご飯を食べに行った際に、私は英語のできない友人と2人での行動だったので「ご当地マックを食べてみよう」とマクドナルドで済ませたのですが、女の子3人のグループがレストランに行っていました。

その子たちの話によると、そのレストランで食事中、汚れた5歳くらいから15歳くらいの男の子たちが10名ほど、レストランになだれ込んできたかと思うと、食事中のテーブルに「金をくれ」とイタリア語で書いたポスターのサイズの紙を置いて訴えてきたそうです。しかし、その子たちが断ると去っていったそうですが、その時にテーブルに置いていたiPhoneを盗まれたとの事でした。

確かにホテルからレストラン等がある区画までかなり暗く、大柄の黒人等が前から歩いてくるだけで怖いと感じたので、ヨーロッパではスリや盗みには注意しなければならないなと再確認しました。夜のひとり歩きは明るい場所でも絶対に避けた方が良いと思います。

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